日本外交政策学会 
会員の皆様におかれましてはご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。日頃の当学会に対するご指導・ご支援に深く感謝申し上げます。
10月7日、パレスチナ自治区ガザのハマスがイスラエルへ突如、大規模攻撃をかけ、イスラエルとの戦争が勃発。わずか10日間で双方の犠牲者の数は4000人以にのぼり、今後一層、悪化すると考えられます。これに対し、アメリカは空母２隻を中東地域に派遣して事態の鎮圧を図ろうとしていますが、イスラエルがガザ地域に進軍した場合、ヒズボラやイランが参戦する可能性があります。
その場合、アジアにも飛び火しかねず、我が国も対岸の火どころではなくなります。アメリカが中東地域に軍事力をスウイングすれば、アジア地域は「力の真空」ができ、台湾や朝鮮半島での戦争の可能性が一気に高まります。我が国は中東地域から大半の石油の輸入に依存していますから、オイル・ショックや金融危機が起こる可能性が十分にあります。
そのような中、で鍵を握る国が中国であり、11月にはサンフランシスコで行われるAPEC会議の時に、バイデン大統領と習近平国家主席との首脳会談、そして岸田総理と習近平との首脳会談が行われる予定です。そこで日本はどうアメリカと歩調をあわせながら中国を牽制するかが問われます。
こうした情勢を受け、日本外交政策学会では、第３回特別講演会を、外務省あがりの新進気鋭の若手議員である松川るい先生（参議院議員／自民党副幹事長）をお迎えし、「危機迫る世界情勢の中での日本の外交と安全保障」をテーマに実施いたします。
また、苫米地会長は海外出張のため参加できませんが、本講演会参加者のために、同テーマについての特別講義動画を収録し、当日公開させていただきます。
第三回特別講演会の開催概要は以下の通りです。官僚としての外交経験も豊富な現役議員に話が聞ける貴重な機会です。もちろん、できるかぎり、質疑応答にも対応していきます。先着60名様限定で、皆様のご参加を頂きたくご案内申し上げます。
会 長 苫米地英人
理事長 川上 高司
記
テーマ：「迫りくる危機と求められる外交」
講 師：松川るい 参議院議員（自民党副幹事長）
モデレーター：川上 高司（理事長）
特別動画講義：苫米地英人（会長）
※苫米地会長は海外出張中のため、事前収録した講義を特別公開いたします。
日 時：2023年11月29日（水）
午後7時00分〜9時00分（午後6時30分開場）
(内容：7時00分〜8時30分 松川議員の講演
8時30分〜9時00分 苫米地会長の講義動画）
場 所：東京都内（参加者にお知らせいたします）
参加費：
会 員：1万5000円（税込）
※非会員の方は、まずは学会に入会されてから、申込みをしてください。
入会は、こちらのフォームから「入会希望」をチェックの上、必要情報をお送りください。
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